製薬会社でMR(営業)として働いているヒサシです。
この記事を書いているのは2020年の12月30日ですが、いよいよ今年も終わりですね!
私は本日から1月3日まで年末年始の休暇に入りましたが、とりあえず年末の大掃除だけは済ませたところです。
他には特にすることがありません。
なぜなら、今年の年末年始は帰省しないからです。
妻、妻の実家、私の実家とも話し合った末、新型コロナの状況を考えて年末年始は帰省しないという結論になったのです。
全国的にコロナの第3波で騒がれていますからね。
新型コロナの第3波によって病院の訪問規制が厳しくなってきた話
私は普段から製薬会社に勤めているという仕事柄、病院に出入りした際に新型コロナに感染している可能性もゼロじゃないですし。
(※PCR検査を受けたわけではないけど、あくまで可能性の話です。)
そんな私のような人間が高齢の親たちのところに帰省するのも、個人的には気が引けます。
それに、私と妻の地元は田舎なのですが、そんな田舎でもコロナ患者が増え始めてしまい、現地の住民たちがピリピリしているということも今回の判断材料にしました。
田舎とは恐ろしいもので、コロナ禍においては遠方から数日ほど帰省しただけで、近所から嫌味を言われたりするような世界です。
最凶の敵とは、コロナではなく近所の人たちだったりします。
大袈裟に聞こえるかも知れませんがマジです。
そんなご近所さんのせいで、私も、妻も、実家の親たちも気疲れしたくありません。
…ということを総合的に考えて、年末年始は帰省しないという決断をしました。
GW、お盆、そして年末年始も帰省しないなんてことは人生で初めてです。
おそらく、日本全国で私のように帰省を自粛している人は多いと思います。
親の顔を直接見れないのは残念ですが、それも致し方ありません。
ですが、だからといって帰省する人が悪いことをしているかと問われると、それも違うと思います。
帰省したければすれば良い。
帰省したくないなら、しなければいい。
こんなシンプルな考え方で良いのではないかと思います。
ただし、帰省するのなら様々なリスクを承知した上で帰省するべきである…とも思います。
本日はそんなコロナ禍での帰省について感じていることを書いてみました。
帰省の是非について正解はない!
2020年のコロナ禍では、何かにつけてバッシングが巻き起こりましたね。
マスクしない人間は非国民だとか。
高速バスで遠方に出かけるのはダメだとか。
GoToキャンペーンを使うとコロナが拡大するだとか。
ここまで社会の中で賛成派・反対派に分かれる現象って、近代の日本では中々ないんじゃないかと思います。
…で、今年1年間で感じたことは、賛成派にも反対派にも、それぞれの言い分があるってことです。
GoToキャンペーンにしたって、人間の大移動があればそれだけ全国各地にコロナが拡散することになる。
だからGoToキャンペーンは良くない。
うん、確かにその通りです。
どちらかと言うと、私自身はGoToキャンペーン反対派です。
製薬会社で働いているという仕事柄、なるべく遠方への移動はしない(=コロナ感染のリスクを減らす)のに越したことはないのかなぁ…と思っています。
その一方で、GoToキャンペーン賛成派の人たちの意見も分かります。
例えばですが、観光業の人たちにとって観光客が来ないというのは死活問題です。
客が来ない、給料が出ない、事業を継続できない、家族を養えない。
そんな状況で行き詰った人たちにとって、GoToキャンペーンの恩恵は計り知れないでしょう。
つまり、GoToキャンペーンによって救われる人たちがいたことも事実なのです。
先ほど私はGoToキャンペーン反対派と書きましたが、それは私がコロナ禍の影響が少なく、なおかつ安定した環境である製薬会社で働いているからこその発言です。
もし自分が観光業で働いている人間で、給料未払いなどの問題に直面していたとしたら、きっとGoToキャンペーンを大歓迎していたに違いありません。
…という風にGoToキャンペーン1つとっても色々な考え方が出来ます。
帰省だって同じことです。
帰省したから帰省する人、帰省するべきでないと考えているから帰省しない人。
実家から帰省しろと圧力を掛けられている人、逆に帰省するなと実家側から言われた人。
色々な意見・立場の人たちがいると思います。
よって、コロナ禍の帰省について明確な正解なんてありません。
コロナの感染拡大を防ぐのなら、帰省を含めて遠方への移動はしない方がいいに決まっています。
だからといって、帰省=悪と決めつけられるようなモノでもない。
だったら、自分にとって最も良い選択肢を選べばいいと思うワケです。
コロナの影響で『夫の実家に帰省しなくて済む』という妻(嫁)の安堵感
GW・お盆のときも結構言われていたことですが、コロナの影響で義実家に帰省しなくて済む奥さんは多いたいですね。
表向きには帰省できないことが残念であるあるかのように振る舞い、心の中ではガッツポーズしているとか。
かくいう私の妻も、その中の1人です。
…と言ったら妻に怒られるかも知れませんけどね。(汗)
妻と私の親は仲が悪いというワケではないのですが、たとえ数日ほどでも私の実家にて過ごすことは、妻にとって負担となっていたようです。(汗)
何と言うか、気疲れするのでしょうね。
私が妻の実家に行った際には結構くつろいでいるのですが、妻にとってはそうではない。
特に、妻としては私の母に対して苦手意識というか、警戒感を拭いきれないらしく、私の実家にいるときはいつもどこか緊張気味です。
平成から令和の時代になっても、嫁・姑の問題というのは永遠のテーマなのでしょうね。
そんなテーマ自体がコロナ禍の影響で有耶無耶になってしまったのだから、世の中の奥様方にとっては色々と思うところがあるのではないでしょうか。
ただでさえコロナの一件で皆がピリピリしている状況ですから、折り合いが良いとは言えない嫁・姑が顔を合わせない越したことはありません。
我が家は帰省しないという決断をしたワケですが、少なくともウチにとっては色々な意味で最適解であるように思えます。(汗)
コロナに関する地元の友達からの忠告
帰省しないながらも、地元の友達数人には連絡を取りました。
…で、1つ分かったことがあります。
それは私の地元(田舎)におけるコロナへの警戒感は半端じゃないということです。
私の友達がたまたまそうだっただけかも知れませんが、皆揃って外を出歩くことを極力避けているそうです。
それはなぜか?
コロナによる重症化のリスク云々よりも、コロナに感染したと判明した場合の世間からのバッシングを恐れているからです。
ある友達は『怖いのはウイルスよりも人間だからね…』と言っていました。
まさにその通りです。
田舎ではコロナ感染者がまだまだ少ない分、1人でも感染が判明したら、その感染者&その家族が一気に注目されます。
もちろん、悪い意味でです。
こんなニュースが流れたら最後、当事者が特定されるのは時間の問題です。
その次に待っているのは、陰湿な誹謗中傷です。
私が住んでいる地域も中々の田舎ですから、正直こういった傾向はあります。
ですが、私の地元はさらにその上を行っています。
ついでに言うと、県外からの来訪者に対しても風当たりが厳しい。
何しろ、妻の母が緊急入院したときですら、コロナを理由にして病院側から見舞いの訪問を断られましたからね。
コロナに対する過剰反応!?家族ですら病院への見舞いに行けない違和感について
友達の話を聞く限り、この1年間で親の死に目に会えなかった県外在住者もかなりいるみたいです。
全く、酷い話です。
ですが、裏を返せばそれだけコロナを恐れているということなのでしょう。
そんな田舎特有のコロナ事情をひっくるめて、友達は私に対してこのように忠告しました。
友達に言われずとも、元から私は帰省しないつもりでいました。
しかし、彼らの話を聞いたことで、帰省しないという決心がより強固なものになりました。
もしかすると、社内の本社スタッフ(東京在住者)に対して私が抱いているような感情について、田舎でも渦巻いているのかも知れないと思いました。
新型コロナ上等!?製薬会社の本社スタッフが全国行脚することへの違和感を語る!
繰り返しになりますが、帰省する・しないは個人の自由です。
ですが、もし田舎に帰省するのなら注意が必要です。
考えすぎかもしれませんが、田舎であればあるほど、帰省について少なからずバッシングを受ける可能性があります。
既に帰省することが決まっている人はこのことを頭の隅に置き、その上で帰省した方が良さそうです。
まとめ:コロナ禍で帰省するのは個人の自由!だけどリスクは頭に入れておこう!
たかが帰省ごときでここまで悩む日が来るとは、人生とは分からないものですね。
何が正解で、何が不正解なのかも分からない。
コロナを恐れるにせよ、どこまで警戒すれば良いのかも分からない。
一般人はおろか、その道の専門家である医者ですら葛藤しているような世の中なのです。
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コロナとの向き合い方については、十人十色というヤツです。
10人いれば、10通りの正解があります。
…とはいえ、どんな選択肢を選ぼうとも、自他共に不愉快な思いだけはしたくないものです。
すいません、年末なのに暗い記事を書いてしまいましたね。(汗)
こんな暗い気分を紛らわせたいとき、私の場合はゲームをするに限ります。
そこで!
つい先ほど、近所のTSUTAYAで『桃太郎電鉄の最新版』を買ってきました。
…というワケで、今から妻と桃鉄大会をして帰省できない鬱憤を吹き飛ばします。
(※面白かったら、そのうちレビュー記事を書きます。)
帰省しない人はゲームでもして暗い気分を紛らわせましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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