チーム内で孤立化する原因!?会社を非難する転職MRについて思うこと

MRの転職

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

MRって本当に色々な経歴の人がいますよね。

私のような異業種出身のMR。

新卒以降、ずっと同じ会社で働いているMR。

同業他社からヘッドハンティング的な感じで転職してきたMR。

まさに十人十色って感じです。

そんなMRの転職に関してですが、少ならからず現職を批難(=前職を称賛)する人もいます。

私の周囲で言うと、MR⇒MRという転職を経ている人に多い気がします。

(※あくまで私の主観です。)

何かにつけて、社内のシステムだとか、ルールだとか、その他諸々について批判するMR。

ぶっちゃけ、聞いていて気分の良い話ではありません。

ヒサシ
ヒサシ

…て言うか、胸クソ悪いです!!

転職者として、前職と現職を比べてしまうのは仕方ないことかもしれません。

しかし、文句や愚痴も度が過ぎれば、周りの人間たちを不快にさせるだけです。

そこで、自分自身への戒めを兼ねて、現職を非難することの愚かさについて記事を書いてみました。

転職経験のあるMRさんは暇潰しにでも読んでやってください。

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転職MRによる非難言動について思うこと

このブログの読者さんはご存知の通り、私はMRに転職する以前は医薬品卸のMSとして働いていました。

MRとMS。

製薬会社と医薬品卸。

どちらとも、良い面・悪い面があります。

 

MRとMSとの違い①【給料編】

MRとMSとの違い②【休みやすさ編】

MRとMSとの違い③【転勤・勤務地編】

MRとMSとの違い④【雇用の安定感編】

 

得るものがある反面、失うものもある。

それが”転職”だと私は思っているのですが…

現職と前職を比較したときの良し悪しって、きっと人によって感じ方が違うのだと思います。

私はMRに転職したことを後悔はしていません。

ですが、それでも『○○についてはMS(医薬品卸)の方が恵まれていたなぁ…』などと思うことは結構あります。

おそらくですが、現職を非難する転職MRたちは、こういった感情が強すぎるのではないかと思うのです。

例えばですが、私の周囲にいる面倒くさい(?)転職MRたちは、平気でこんなことを言います。



この会社の○○というシステムはマジで使えない。
この会社の△△というルールはサッパリ理解できない。
この会社の××という部署はポンコツばかりだ。
これだったら、俺が働いていた○○(前職の会社名)の方がマシだわ。


よくもまあ、ここまでスラスラと文句が出てくるもんだなぁと、半ば感心するほどです。

まあ、同じ会社で働くMRとして、こういった批判屋MRの心情も多少は理解できるのですが…

毎日のようにこういった話を連発するMRとは、私はどうしても距離を置いてしまいがちです。

それはなぜか?

ただ単純に不愉快だからです。

常日頃から文句や愚痴ばかりをこぼしている人間とは、気持ちよく付き合えるはずがない。

少なくとも、私はそう思っています。

こんな記事を書いている私自身、会社に対して不満がゼロというわけではありません。

しかし、自分としては転職という大きな決断の末、現在の職場に流れ着いたわけでして…

それなりに良い待遇で働かせてもらっている手前、何だかんだ言って自社への愛社精神も持ち合わせています。

そんな自社のことを頭ごなしに否定する転職MR(特に新参者)がいたら、やっぱり面白くはないんですよね。

ヒサシ
ヒサシ

こんな会社だけど、こちとらそれなりに気に入ってんだ!!

…みたいな感じで。

転職組MRによる前職との比較、そして現職への文句・愚痴・不平不満を聞かされる度に、釈然としない気持ちになります。

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転職者が犯しがちな言動ミス

 ちょっと話が変わりますが、私は『転職大全』という本を愛読しています。

私は2020年に現在の会社へと転職しましたが、そのときの転職活動時には、この『転職大全』を繰り返し読んだものです。

実はこの本の終盤に『嫌われる転職者の特徴』について記載があります。

せっかくなので、その部分を紹介させてもらいます。



転職者が一番嫌われるのは、前職と比較して組織を否定することと言われています。

前の会社ではこんなことあり得ない」「この会社のレベルは相当低い」などと文句を言い、働いている同僚のモチベーションを下げ続けるのです。

あなたからそのような言葉を聞いた人は、決して協力することはしないでしょう。

出典:転職大全 333ページより抜粋



なるほど、これは鋭い指摘だなぁと思うのは私だけでしょうか?

実際、私は現職を非難してばかりのMRとは距離を置いていますし、彼らに対して積極的に協力しようという気も起らないです。

彼らの文句や愚痴が私のモチベーションを下げていると言えば、確かにその通りだと言わざるを得ない。

ついでに言うと、現職を批難しているMRはチーム内で孤立していく一方です。

これこそ、まさに転職者が犯しがちな言動のミスというやつです。

言葉ひとつ、言い方ひとつで、同僚を遠ざけてしまうという。

しかも、誰からも注意なんてされないから、どんどん孤立を深めていく。

その結果、いざ困ったときに周りの同僚が手を差し伸べてくれないという状態になってしまう。

これはMRだけでなく、本社勤務の人たちにも当てはまります。

一部の本社勤務者たち(特に転職組)は、何かにつけて『この会社のMRはレベルが低い』みたいなことを言います。

(※もしかして弊社だけ…?)

 

製薬会社の研修部(トレーナー)は謙虚で良い人?それとも傲慢でムカつく人?

なぜ製薬会社のマーケティング部門はMRに対して偉そうな物言いをするのか?

 

こんな言葉を聞かされたMR側としては、当然ながら良い気分ではないです。

たとえ無意識であっても、現職と前職を比較し、そして軽々しく自社を非難することは褒められた行為ではない。

人間関係の亀裂を生み、長い目で見れば自分にとってマイナスとなる。

私自身も転職者として、自分の襟を正さねばと思いました。

まとめ:転職者が自社を非難をしても良いことは無い!

これはMRに限ったことではないのでしょうけど…

あからさまに現職を否定することは、社会人としては悪手なんですよね。

少なくとも、誰彼構わずに話すべきことではない。

文句を言いたくなる気持ち、愚痴をこぼしたくなる気持ち、それは確かに理解できます。

しかし、ただ感情の赴くままに不平不満を吐き出してしまったら、それは自分自身の立ち位置を貶めることにもなる。

職場での孤立が深まれば、疎外感による苦痛も半端じゃなさそうです。

不満の感情をそのまま口に出すのか、それともグッと堪えることができるのか、そこが転職先で上手くやっていけるかどうかの分かれ目なのかなぁと思います。

こういった現職への不平不満との付き合い方を含めて、新しい環境(=転職先)に慣れる努力というものが必要なのでしょうね。

現職を批判するタイプのMRが世の中に何人くらいいるか分かりませんが…

人の振り見て、我が振り直せ。

私自身、こういった意識を持つことが大切だなぁと思った今日この頃です。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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