こんにちは、元MSかつ現役MRのヒサシです。
月末の最終日はMSにとって凄く忙しい1日ですよね。
詰めだったり、集金だったり、月末特有のMS業務が目白押しです。
担当している取引先の状況によっては、1分1秒が惜しいということも結構あります。
マジで忙し過ぎて、MRからの電話・メールを後回しにせざるを得ないことも少なくないです。
しかし!!!
そんなMSの事情を知ってか知らずか、月末最終日だろうと普段通りに医薬品卸の営業所を訪問するMRっていますよね。
このMRの行為が一概に悪いとは言い切れませんけど…
MS時代の私は『わざわざ忙しい月末最終日に来なくたっていいだろうに…』などと幾度となく思いました。
もちろん、MRだって悪意があって月末の卸訪問をしているワケじゃないことは理解していました。
施策の進捗確認だとか、月末発注の内容確認だとか。
MRにはMRなりの仕事(事情)があるのです。
しかしですね…
私の先輩MSも、後輩MSも、口を揃えて『出来れば、月末最終日だけはMRに来てほしくない』と言っていました。
正味な話、MSにとって月末最終日はMRといつも通りに会話するほどの余裕がないのです。
そんな医薬品卸のMSたちがMRには決して明かさない本音について、私自身の実体験を交えてお伝えしようと思います。
月末最終日にMSが忙しい理由4選!
そもそも、なぜ月末最終日はMSにとって忙しい1日なのか?
MRにとっては未知の領域と言うか、中々イメージしにくい部分かと思います。
何だかよく分らんけど、月末最終日のMSは忙しそうにしている。
このような漠然としたイメージを持っているMRも多いのではないでしょうか?
…ということで、月末最終日にMSが忙しい理由について、簡単に解説させていただきます。
月末の最終日、MSは主に下記4点の業務によって忙しい状況に陥っています。
1.詰め
2.集金
3.返品処理
4.急配
詳しくは後述しますが、どれもこれも〆切が存在する業務です。
そのため、MSは“時間との戦い”を強いられます。
〆切に間に合わせるために、何としてでも最優先で片付けないといけない業務。
こういった業務が月末最終日に集中することによって、MSは忙しくなってしまうのです。
それでは、忙しさの源となっている各々の業務について解説します。
1.詰め
MSにとっては馴染み深い、医薬品の【詰め込み販売】と呼ばれる業務。
業界内では“詰め”とも呼ばれる、この悪名高い風習なのですが…
何を隠そう、まさに月末こそが詰めの真骨頂なのです!!
とりわけ月の最終日ともなれば、ただの苦闘でしかありません。
上司またはプロモーターからの詰めの指示も、月末最終日ともなると気合が違います。
朝の営業所ミーティングなんて、半ば詰めに関することだけの会議と化しますからね。
B剤の納入金額が営業所としてあと××万円足りない!
今日は月末最終日だが、必ずこれらのノルマを達成するように!
ミーティングの際、こんな指示が飛ぶのはMSにとって普通のことです。
当然、指示を受けたMSは詰めを遂行する義務があります。
失敗など許されない空気が漂い、そんな中でMSにとって月末最後の戦いが始まるのです。
後述するように、集金などの業務と並行して詰めを行う必要があるのも辛いところです。
2.集金
MRにとっては馴染みが無い集金業務。
これもまた、MSを苦しめる要因の1つでもあります。
なぜかと言うと、月末最終日を売掛金(医薬品卸から薬を購入した代金)の支払日としている医療機関が数多くあるからです。
なおかつ、支払い形態も施設ごとに様々です。
口座振替、または施設側からの振込であればMSにとって楽なのですが…
現金・小切手・手形などで売掛金を支払う施設には、MSが直接訪問して集金する必要があるのです。
例えば小切手だったら、売掛金と記載金額が一致していることを確認の上、卸側から領収書を発行する必要があります。
この領収書の発行について、準備を含めて地味に時間が掛かる業務なんです。
MSだった頃、私は小切手での集金先が結構ありました…
言葉で説明すると簡単そうに見えるかも知れませんが、こういった一連の集金手続きは意外と面倒です。
当然のことながら、MSとしては1円の誤差なく回収する必要があります。
回収金額に過不足が出ることは、決して許されません。
さらに、もし支払いを滞納している施設であれば、MSは滞納分も集金する義務があります。
付け加えると、何かと理由を付けて売掛金を満額払ってくれない施設もあります。
場合によっては、その場でお金の回収交渉をしないといけません。
つまり、一言で“集金”と言っても、そこには様々な業務が付随してくるのです。
そんな集金を1軒のみならず、3軒も4軒も行うMSは本当に大変です。
そして何より、集金という業務は1日(集金日)の中で完結させないといけない。
まさに“時間との戦い”を強いられる業務の代表格です。
だからこそ、それを実行するMSにとっては大変なのです。
3.返品処理
もし取引先が決算月である場合、MSは『今月中に薬の返品処理を全て済ませてくれ!』と依頼されることも少なくないです。
もし返品処理が完結しないまま月を跨いでしまえば、決算時に取引先の在庫として計上されてしまいますからね。
加えて、医薬品卸から取引先への請求金額も変わってきます。
そうなってしまえば当然、決算の内容にも影響してきます。
つまり、取引先目線で考えると不動品となった薬は決算前に返品したくて仕方ないのです。
…というワケで、月末ともなると取引先から駆け込み的な感じで返品依頼を受けることも結構あります。
そして、MSにとって返品処理とは厄介な仕事です。
医薬品卸のMSが返品を嫌うのはなぜ?それは再販するのが大変だからです!
詳しくは上の記事を見てほしいのですが、返品を持ち帰ってから即日処理できるような類の仕事ではないのです。
しかし、取引先からの『こっちは決算なんだから、早く返品伝票を持ってこいよ!』という圧力が凄まじい。
とりわけ【酷い取引先】なんかは『月末最終日までに返品処理が終わらなかったら、翌月からお宅への注文を減らすからね!』などと焚きつけてきます。
ここまで来ると、もはや脅迫です…(汗)
その一方で、MSとしては売上を減らされたくないのも事実です。
よって、MSは不本意ながら月末の貴重な時間を返品のために割かざるを得ないときがあるのです…。
4.急配
MSにとって、最も恐るべきイレギュラー業務。
まさに、天敵とでも呼ぶべき存在。
それが【急配】です。
この急配の厄介たる理由とは、一言でまとめると“MSが自分の意志ではコントロールできない業務である”という一点に尽きます。
当然ながら、月末の最終日だろうと、この急配はいつも通りに発生します。
詰め・集金・返品といったMS特有の事情なんてお構いなしです!
何だかんだ言って、急配依頼が入ってきた時点で、MSは実働部隊として急配を行う義務があるのです。
実際のところ、この辺りはMSが担当している取引先次第なところもありますが…
現実問題として、月末最終日に急配まみれの1日になる可能性もゼロではないのです。
朝イチで急配に出かけ、昼も急配をこなし、夕方も急配に振り回される。
MSにとって、そんな月末最終日は珍しくないのです…。
月末最終日に『詰め』を依頼するMRの末路
これは私自身がMS時代に幾度となく経験したことなのですが…
月末最終日になってMS相手に詰めの依頼をしてくるMRって、実は意外と多いんですよね。
今では私もMRをやっているので、メーカー側における月末の詰め事情も、ある程度は理解できます。
しかし、しかしです!!!
そんなことを知る由もないMS時代は、ハッキリ言って不愉快なだけでした。
…といった感じで、ぶっちゃけたことを言うと面白くなかったんですよね。
そもそも、先述した通りMSにとって月末最終日は忙しいです。
それはもう、とんでもなく忙しいです。
ハッキリ言って、MRから頼まれた詰めを行う余力なんてありません。
…と言うか、それ以前の問題として、月末最終日の朝にMRが卸の営業所に来ること自体、私にとっては意味不明でした。
わざわざ忙しい時に来るとか、配慮に欠ける人たちだなぁ…
…なんてことを当時は本気で思っていました。
私個人としては、MRによる月末最終日の直接訪問それ自体が疑問だったのです。
確かに、たとえ忙しい状況であってもMRに対して笑顔で対応し、彼らの要望を全て叶えてあげるのが理想のMS像だとは思います。
MSだった当時、私も頭の中ではそのように思っていました。
しかし、理想と現実は異なります。
普段お世話になっているMRのことを助けてあげたいと思う反面、月末最終日だけは彼らのことが鬱陶しいと感じていたのも事実です。
…と言っても、MSとして“MRのことが鬱陶しい”などと思ってはダメなんですけどね。(汗)
当時は、どうしても感情が付いてこないって感じでした。
まあ、そもそも月末最終日になってから急に詰めの依頼をしてくるMRは、そもそも人間性に問題がある人たちが多かったようにように思います。
詰めの依頼に限らず、普段の仕事においても自分勝手と言うか。
相手の都合なんてお構いなしと言うか。
とにかく!!!
月末最終日に卸の営業所にやってきて、好き勝手に詰めの依頼をして帰っていくMRたち。
そんな彼らのことを、私はどうしても好きになれなかったのです。
これは私だけでなく、同じ営業所で働いていた先輩・後輩のMSたちも大体同じような意見でした。
MRが月末最終日に卸の営業所へと行ったところで、MSから反感を買う可能性の方が高い。
今ではそのように思っています。
表向きはニコニコしているMSも裏では…?
月末最終日に卸訪問したMRについて、ちょっと怖い事例があります。
これは当時の先輩MS(30代)の話なのですが…
その先輩MSは普段からニコニコしている人でして、とても人当たりが良いMSでした。
社内外を問わず『仏の○○さん』というアダ名で呼ばれるくらい親しみやすい人です。
当然、MRからの人気も抜群に高かったです。
そんな先輩MSですが、とある月末最終日に珍しく険しい表情をしていたんですよね。
…で、私が先輩MSに事情を尋ねてみると、こんな返事が返ってきました。
概ね、筆者が普段から感じていることと同意見だったのですが…
この先輩MSは本当にMRとの縁を切っていったんですよね。
“無神経”と認定したMRとの連絡頻度を減らし、そのMRが営業所に来てもあまり会話もしない。
極めつけに“無神経MR”にとっては競合となるMRと手を組み、“無神経MR”が扱っている薬剤を競合品に切り替えていく。
仏とも呼ばれた先輩MSですが…
普段優しい人ほど、怒ると怖いという典型例だと感じました。
先輩MSとしては、月末最終日に詰めの依頼をされたり、忙しいときに話しかけられたりしたことが、余程腹に据えかねたのでしょうか。
先輩MSがここまで怒った理由は不明ですが、MS時代にこういった事例を間近で見たことについて、私にとっては大きな教訓となりました。
まさに、触らぬ神に祟りなし。
MRとして働いている現在、私は月末最終日には絶対に卸に行かないようにしています。
意味もなくMSから恨みを買う必要はありませんからね…
緊急性の高い案件ならば話は別だぞ!
ここまで月末最終日にMRは卸(MS)を直接訪問しない方が良いと書いてきましたが、緊急の用事があれば話は別です。
例えば、自社医薬品について重篤は副作用が出たとか。
その影響で、健康被害を防ぐためにも早急に自主回収する必要に迫られたとか。
あるいは、何らかの事情で出荷停止・出荷調整となることが決定したとか。
医薬品の“出荷調整”“出荷停止”“自主回収”の度にMSは苦しんでいるぞ!
こういった情報はMSにとっても凄く大切です。
月末最終日で忙しいとはいえ、MSにとって『知りませんでした』『メーカーから聞いていません』では済まされない場合もありますからね。
場合によってはMSが取引先の人に怒られたりします…
メールや電話での伝達がダメとまでは言いません。
しかし、緊急性が高い情報であればあるほど、背景や今後の展望などを含めて、直接MSに伝えてあげた方が良いかと思います。
まとめ:月末最終日だけはMSに触れるべからず!
この記事で書いた内容は、あくまで私個人の意見に過ぎません。
実際には、月末最終日であってもMRの訪問について大歓迎と考えているMSもいるでしょう。
この辺りはMSとMRとの関係性や、性格的な相性、卸訪問の用件などによって左右されるポイントでしょうね。
…とはいえ、MS時代の経験を振り返ってみると、自他共に月末最終日のMR訪問について好意的ではないMSが多かったように思えます。
MSにとっては1日の準備で忙しい朝の時間帯に、なぜMRはわざわざ直接訪問してくるのだろうか?
ましてや、月末最終日にそれを実行するようなMRは何を考えているのだろうか?
MSだった頃、私は本気でこんな風に思っていました。
今思えば、かなり捻くれた考え方ですね。(汗)
ですが、現在ではそのように反省している反面、MS時代はどうしても腹落ちししなかったことも事実です。
取りあえず、この記事を読んでくれたMRの皆さんには『月末最終日のMSは普段よりも忙しい!』ということを知ってもらいたいです。
忙しいだけに、いつもは温厚なMSですら殺気立っていることも少なくない。
前述した先輩MSのように、MRが気付かないうちにMSの逆鱗に触れている可能性もありますからね。
人間なんて、腹の底ではどう思っているか分からないもんです…
MSとて人間です。
人間である以上、ロボットのように無感情のまま仕事をこなすのは至難の業。
忙しい状況では、どうしても精神的な余裕が無くなります。
普段は笑って済ませられるようなことでも、多忙につき苛々しているときは、上手くスルー出来なかったりするのです。
…と言うか、結構な頻度でこういったことがあります。(汗)
営業活動の一環として月末最終日に卸(MS)のもとに顔を出してみたら、思わぬ地雷を踏んでしまった。
それが引き金となり、MSと不仲になってしまった。
そんな目に遭うMRが1人でも減ることを祈っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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ヒサシ 様
いつも楽しく拝見させて頂いております。たぬきちです。
月末最終日は仰る通り1ー4までのことが多く、特に1詰めが厳しいと思います。
←〇〇薬局に今日中に〇〇(薬剤)を買ってもらえ
←お前は目標まで〇〇万円足らない!はやく売れ!(今日中)
みたいな。
MS現役時代に3年目ぐらいまでずっと月末最終日が嫌でした。(多分好きな人いない)
詰めに加えて空気の読めないMRさんがいらっしゃって詰めろと暗に言ってくるので。(卸に来る暇あんなら処方元行けや)
なので当時やり方を変えました。当時の会社は月末3日前ぐらいから詰め会議があったので自分の役割はわかっていたのです。
例 ヒサシさんは 薬剤A 薬剤B 薬剤Cを2件ずつ売って来い 薬剤Dはもう売っているからやらなくてよい(売らなくてよい)
たぬきちは 薬剤B C D を3件 Aはもうやらくてよい
みたいな感じです
3年目まではとてもしんどくやっていました。
ですが、恒例行事で大体どの薬剤を一人当たり〇件ってわかってくるんですよね。
なので担当薬局に月初めから「月末に〇〇必要なんで一つだけ月末に買ってください」
とお願いしました。
するとどうでしょう。月末に必死で頭下げなくても買ってもらえます。この習慣が続くと、人は不思議なもので
相手方も違う薬剤でもいいよとなってしまうんです。(体験談)
こうなってしまえば天下です。月末など怖くないです。私はほとんど最終日寝ていましたし、上司とメシ食ってました。
でも月末です。
最終日の締め時間前支店長クラスはPCの前で管轄の各売上を観ています。あと〇〇万円足りないと。
締め時間の一時間前には、足りないMSやまだ売れそうなMSに電話が鳴り響きます。
←結論 基本できない(売れない) 一時間前に売れる人なんかいるか、、、と
それも風習でした。だから私も電話がよく鳴りました。なんとかできないか、と。
←できる訳ねえだろと思いつつ。ここで秘技がでます。
秘技 顔が売れてる薬局さんに月末〇〇万円までこっちの勝手で売上やっていいですかと。その薬剤いらなければ返品すぐ回しますと。
そんなこんなで月末〇〇万円まで自由な私なので詰めもなにも関係ないのです。こうなったら敵なしです。
そんな楽しくやっている内に転職の話が来ました。業界は違いますが恐らくヒサシ様と同じような感じだと思います。
MSもMRさんも厳しい仕事かもしれませんが、きっとやり方次第です。
向き、不向きがはっきりしています。悪い仕事だとは私は思いません。
たぬきち。
たぬきちさん
コメントありがとうございます!
ご指摘の通り、月末最終日の「詰め」が好きなMSなんて皆無だと思います!
私自身も「詰め」に関しては苦い記憶しかありません…(汗)
その一方で、私の先輩MSの中にはたぬきちさんのように悠々自適かつ自由に詰めていた人がいたので、毎回ヒィヒィ言っている私にとっては羨ましい限りでした。
こういった詰めの業務を効率化できるかどうかを含めて、MSとしての適性が問われるのかもしれませんね!
またのコメントをお待ちしております!
もう定年が目前なので、ちょいちょいブログを拝見しています、Hirappaです。
月末の「詰め」などの風習は、海外では聞いた事がありません。日本だけの風習ですね。とあるネット記事の考察に拠れば「数量の詰め」は、旧日本陸軍・海軍が、太平洋戦争で敗北した最大の原因と言われている「員数合わせ」に起源があるという考察でした。員数合わせとは、要するに数さえ合ってれば問題にされず、足りなければ隣の部隊から盗んででも調達してくる、悪い因習です。
軍部の作戦の立案もそんな調子で行って、戦果報告もそういう調子ですから、何が本当で何がウソなのか、もうメチャクチャ。合理的に考える米国に勝てる訳がない。
そんな悪い因習が、連綿と日本企業に引き継がれているのだというこの記事は、もしそうならば、日本が30年もの経済失速からなかなか回復できないのも、ここらへんに原因があるのかもしれませんね。 そもそも、詰めたところで、需要の先食いをしているだけだし、下手すると翌月返品。
ところで
厚労省と財務省は、今後の医療費削減の矛先が、このような医薬品専業卸しの非効率な業務の改善に向かってくると予想されています。「月末の詰め」の原因となっているメーカーからの報奨金制度なども、廃止を促しているそうです。そうなれば、そうでなくても利益の薄い卸業ですから、報奨金が減る分、MSの数の削減に舵を切るでしょう。 そうなると「急配」については割増金を取るとか、支払い方式を「限定」する方向にならざるを得ません。財務省は、小規模クリニックを目の敵にしています(コロナでも全く協力を得られなかった)から、クリニックはますます厳しい状況になるでしょう。
しかし、本当の嵐は、その後に来ます。
そういう風になってくると、医薬品専業卸でなくても、医薬品の配送業務への参入が容易になるからです。財務省はそこも狙っています。つまり、ヤマト運輸やAmazonの、医薬品配送への参入です。
20年後医薬品卸の業界の様相は、まったく予想だにできないほど変容していることでしょう、それだけは間違いありません。
Hirappaさん
コメントありがとうございます!
国が医薬品業界のアローアンスを問題視しているという噂は聞いていましたが、やはり事実なのですね。
私は今も昔も「詰め」=「悪習」だと考えている人間ですので、こんな商習慣は滅んでほしいと本気で思っています。
MRも、MSも、現場の社員にとっては負担でしかありませんからね。
詰めに伴うアローアンスが消えれば、Hirappaさんが指摘している通り医薬品卸は急配を有料化するなどの措置を取らざるを得ないでしょう。
しかし、それも致し方ないことだと思いますし、詰めという名の悪習が存続するよりは遥かにマシだと思っています。
員数合わせの記事は、こちらです。ご参考ください。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1810/23/news042_5.html