こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
2021年3月2日(火)の日刊薬業にMRバッジについての記事が載りました。
MRバッジ、義務化前に再交付申請殺到 40社1万2000個、紛失が主な理由
何でも、2021年4月からのMRバッジの義務化に先立って、再交付が殺到していると言うではないか。
ウチの会社でも『MRバッジを失くしたMRは申し出るように!』みたいな指示が降りてきて、現場のMRは右往左往しています。
ちなみに私の場合は、机の奥底でバッジが袋に入ったままの状態で眠っていました。(汗)
無事にMRバッジが見付かって一安心しました…!
さて、このMRバッジなるものですが、今まで一度も身に付けたことがないMRも多いのではないでしょうか?
かくいう私自身も、そんなMRの中の1人です。
私の同僚MRたちも、
MRバッジって何だっけ?
そんなのあったっけ?
…という認識のMRが大多数でした。
日刊薬業によると、合計12,000個ものMRバッジ再交付の申請が届いているとか。
再交付の主な理由としては『紛失』が原因らしい。
日本全国のMR人数は約6万人弱くらいと考えると、実に約1/5くらいMRがバッジを紛失していたとうことになります。
そりゃ普段から身に付けない上に、こんな小さなモノを紛失するなって言うのも無理があります。
そんなMRバッジの存在について、個人的に思ったことを書いていきます。
これがMRバッジだ!ぶっちゃけダサいぞ!(画像あり)
今回、私は会社からの指示を受けて、慌ててMRバッジを捜索しました。
で、捜索を始めてから割とすぐに、机の奥の方から出てきたのですが…
インクが漏れ気味の朱肉が近くにあったせいか、なんとも小汚い状態と成り果てていました。(汗)
おいおい、中身(バッジ)は大丈夫なのか!?
…ということで、すぐにバッジの無事を確認するべく開封。
そして…
MRバッジ本体はビニール袋に守られていて無事でした!!
ただし、ビニール袋はホチキスがされていて、見たところ一度も開封された形跡がない。
そう言えば、私はMRバッジの現物を見たのは今回が初めてです。
つまり、ヒサシは人生で初めてMRバッジと対面したのです!
すまない、MRバッジよ…
4月からはお前を着用することが義務化されるらしいから、これからよろしくな!
…などと最初は思っていました。
しかし、ここである事実に気付く。
このバッジのデザイン…
ダサくね?
何と言うか、やたらと自己主張が強い見た目をしているじゃないか。
もちろん、悪い意味でだ。
確かに、このバッジを着けていれば一目でMRだと分かるだろう。
しかし、しかし…
このダサいバッジをスーツに着けて歩けってのか?
おいおい、ちょっと勘弁してほしいぞ!!
…というのが私の本音ですが、いざスーツに着けてみたら意外とサマになるかも知れません。
バッジの構造的には胸ポケットではなく、襟に着ける仕様な気がします。(正直わからんけど)
…ということで、試しにスーツの襟に着けてみました。
うーん、やっぱりダサい…。
これなら会社の襟章の方がまだカッコいいと言うか、恥ずかしくないデザインをしているぞ。
このバッジのデザインを考えたのって誰なのさ?
どんな理由があってこんなデザインにしてしまったんだ?
これじゃあ、違和感MAXだぜ!!
そんな感じで、MRバッジ着用の義務化について一気に憂鬱になりました。(汗)
しかも、バッジのクリップ部分も粗雑な造りっぽい印象がある。
何と言うか…
すぐに破損しそうな気がしないでもない。(汗)
MRバッジを着用しなくても罰則はない!
日刊薬業の記事をよくよく読んでみると、こんな一文がありました。
これはつまり、少なくとも現状ではMRバッジを着けなくても罰則はないということです。
まあ、会社や病院によってはMRバッジを着けるようにうるさく言ってくる可能性もありますが…
状況が許す限り、私はMRバッジを着けないスタイルで外勤しようと思います。
実際のところ、MRバッジを着けていないMRを取り締まるのは実質不可能です。
MR認定センターもそのことを承知しているからこそ、敢えてMRバッジの着用について罰則を設けないようにしているのでしょうね。
まあ、個人的には罰則がなくて助かりましたよ。
あのダサいデザインのバッジを四六時中着けながら外勤するのは、正直言って遠慮したいですからね…。
小さいモノほど紛失のリスクあり!
記事の冒頭で、12,000個ものMRバッジ再交付の申請が相次いでいると書きましたが…
こういった小さなモノを紛失しないように管理するのって、意外と大変なんですよね。
例えば、何かの拍子にバッジが取れてしまったとか。上
着を雑に扱っていたら、いつの間にかバッジが消えていたとか。
バッジが着いているスーツをクリーニングに出したまま、行方不明になったりとか。
それはもう色々な場面で紛失リスクがあります。
会社の襟章などもそうですが、こういった小さなモノほど紛失しやすいのは事実です。
こういったバッジ類は、着るスーツを変える度に『着け直す』という行程が発生します。
ハッキリ言って面倒です。
そんな面倒なことを何十日、何百日と繰り返しているうちに、そのうち不本意ながら紛失する日が来そうです。
いやいや、自己管理を徹底していれば失くさないよ!
…という意見もあるでしょうが、MRバッジを管理するのは私たちMR(人間)です。
人間とは忘れる生き物であり、ミスもする生き物です。
よって、紛失リスクをゼロにすることなど不可能です。
私はこんな価値観の持ち主ですので、普段は会社の襟章すら着けていません。
一応、講演会や全社会議などの大切な場面では襟章を着けるようにしていますけどね!
つまり、紛失リスクのことを考えると、毎日のようにMRバッジを着けることは良くないと思うワケです。
どうしてもMRバッジを着けろと言われたら、そのときは着けるしかありませんが…
それでも極力、MRバッジは着用したくないと思っている自分がいます。(汗)
MRバッジ転売の実態
どうやら一部のMRたちは、MRバッジの再交付申請を渋っているようです。
多分ですけど、会社経由でMR認定センターにバッジの再交付申請をする際に、バッジを紛失したことがバレてしまい、叱責されることを恐れてのことと思います。
そんな一部のMRによる需要があるせいか、MRバッジの転売が相次いでいるみたいです。
そこで、どんな値段でやり取りが行われているのか気になったので、試しにメルカリなどの転売サイトを覗いてみました。
何だこの値段は!!?
本来、MRバッジの代金は300円(税別)だそうです。
…ということを考えると、何という法外な金額でしょうか。
しかも、5000円や6000円だとしても買う人間(MR?)がいるのだから驚きです。
確かに、MRの経済力を考えれば5000円や6000円と言わず、1万円でも買えてしまうでしょうけど…
それにしたって、この金額は高すぎるでしょ…。(汗)
このMRバッジに、果たしてそれだけの価値はあるのか!?
いや、一部のMRにとっては価値があるからこそ、この値段でも売れているのか。
こういったMRバッジを出品しているのは、既にMRを辞めた人が大半かと思いますが…
ここまでMRバッジの値段が高騰するとなると、出品者にとっては丁度良い小遣い稼ぎになっているのかも知れませんね。
まとめ:MRバッジの義務化って誰得なの?よくわからん!
2021年の4月以降、MRバッジ着用の圧力がどのくらい掛かってくるのかは不明です。
…が、会社または病院が『必ずMRバッジを着けなさい!』などと言おうものなら、MRとしてはその指示に従うしかありません。
うーん、あのダサいバッジを着けねばならんのか…
ぶっちゃけた話、個人的には憂鬱です。(汗)
大体にして、こんなバッジ1つ着けただけでMRとしての志や使命感が芽生えるなら、誰も苦労なんてしません。
今回のMRバッジ着用の義務化とは、果たして誰得なのでしょうか。
全く、理解に苦しみます。
せめて、バッジのデザインがダサくなかったとしたら、多少は着用に前向きになったかも知れませんが…
まあ、今は散々ダサいと連呼している私も、そのうちMRバッジがカッコよく見える日が来るのでしょうか。
ダサさも極まれば『ダサかっこいい!』などと思える日が来るのでしょうか。
しかし、ダサかっこいいなどと思えるモノって中々ないような気がします。
うーん、ダサかっこいいと言ったら、果たして何があるだろうか…?
私は子供の頃、映画館にて『ゴジラvsスペースゴジラ』という映画を見たのですが…
当時は対ゴジラ用のロボット兵器『モゲラ』が超絶ダサいと思ったもんです。
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しかし、今ではダサいと感想が一周回って、モゲラのことを『ダサかっこいい』などと思っている自分がいます。
今回のMRバッジも、モゲラのようにダサかっこいいと思える日が来るのだろうか…。
正直、そんな日は来ない可能性の方が高い気がするけどなぁ…。(汗)
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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