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こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
つい最近、ブログの読者さんから【お問い合わせフォーム】を通じて『リストラ対策のためにどんな会社の転職エージェントを頼れば良いですか?』との質問を頂戴しました。
詳しくお話を伺ってみたところ、このブログにある色々な記事を読んで、転職への興味関心が強くなったとのことです。
…というワケで、参考までに私が利用している転職エージェント会社について紹介したいと思います。
結論から言うと、私は4社の転職エージェントにお世話になっています。
その内訳がこちらです。
② MR BiZ
③ DODA
④ リクルートエージェント
4社とも転職希望者は無料で登録&利用できますので、金銭的なデメリットはゼロと考えてOKです。
ただし、正直に言うと私は転職に関するモチベーション自体はあまり高くないです。
“転職エージェントにお世話になっている”とは言っても、定期的に転職市場の動向を教えてもらう程度なんですよね。
もちろん現役MRとして、キャリアアップを望んでいないワケではないです。
ですが、だからと言って転職に躍起になっているワケでもない…という事です。
では、なぜ筆者は転職エージェントのお世話になっているのか?
その理由とは、一言でまとめると『いざ転職する時に失敗したくないから』です。
ある程度MR歴が長い人なら知っての通り、MRは同業他社への転職が当たり前の職業です。
何と言っても、いつ・どこの製薬会社がMRのリストラを行うか分からないご時世ですからね。
…というワケで、現役MRとしては“自分がリストラされた場合”を想定し、前もって備えておく必要があります。
優秀なMRならともかく、私のような凡人MRにとってリストラは恐怖でしかないのです!(汗)
何の備えもしていない状態でリストラを食らい、家族ともども路頭に迷うという最悪のシナリオだけは避けたい。
そして願わくば、転職後もそれなりの生活水準を維持したい。
その一心で、私は転職エージェントからの情報収集を欠かさないようにしている…というワケです。
早い話、“攻めの活動”ではなく“守りの活動”という感じですね。
そこで、この記事では質問をしてきた読者さんへの回答も兼ねて、私がお世話になっている転職エージェントの特徴や傾向などについて綴ってみました。
転職を考えている現役MRにとって、この記事が少しでも役に立てば幸いです!
現役MRとしてお世話になっている転職エージェント
『より良い好待遇を求めて転職のチャンスを狙ってやる!』という、攻めの気持ち。
『いざという時のために転職という選択肢を用意しておきたい』という、守りの気持ち。
この2つであれば、私は後者の気持ちが強いタイプです。
先ほどお伝えした通り、私は転職へのモチベーション自体はそれほど高くありません。
あくまで『リストラなどで雇用が危ぶまれた場合に備えておく』という保険的な意味で、転職エージェントのお世話になっています。
否が応でも転職しなければならない状況へと追い込まれた際、すぐに行動を起せるようにしたい。
なおかつ、転職で失敗する可能性を1%でも下げたい。
これこそ、私が転職エージェントと交流している最大の動機です。
この辺りの考え方はMRによって賛否両論だと思いますが、少なくとも私に関してはそんな感じです。
一応、好待遇の仕事があればチャレンジしてみたいとは思っていますけどね!
さて、これから紹介する転職エージェント4社ですが、実は4社とも、私がMSだった頃から付き合いがあります。
私はMSからMRへと転職する際、特に【JACリクルートメント】のエージェントさんにお世話になりました。
(※当時の詳しい経緯については興味がある人は【こちらの記事】をご参照ください!)
JACリクルートメントを含めて、当時の私がお世話になったエージェントさん(担当者)の顔ぶれは結構変わりました。
ですが、エージェント会社自体は今でも継続利用しています。
私は2015年にMSを辞めることを決意し、そこで初めて転職活動にチャレンジした人間です。
そこから転職エージェントのお世話になり始め、既に7年が経過しました。
その過程で感じた各エージェント会社への印象、そして現在の付き合い方などに関して、今から実体験を交えてお伝えしていきます。
① JACリクルートメント
静岡県浜松市中央区板屋町111-2 浜松アクトタワー25階(世界11ヵ国・34拠点)
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(※『JAC』の読み方は『ジェイエーシー』です。)
JACリクルートメントは外資系企業への転職に強い会社です。
…と、一般的には言われていますが、実は国内企業への転職案件もフツーに扱っています。
それこそ、後ほど紹介するDODAやリクルートエージェントと遜色ないレベルです。
そして!!!
先ほども少し述べた通り、JACリクルートメントは私がMSからMRへの転職を果たす際に、それはもうメチャクチャお世話になった会社でもあります。
職務経歴書の書き方から、志望企業の選定、面接の対策まで、何から何まで懇切丁寧に指導してもらいました。
私が今こうやってMRとして働き、それなりに良い待遇をゲット出来たのは、間違いなくJACリクルートメントのお陰です。
私の場合はMSからMRへの転職が人生の分岐点になったので、JACリクルートメントにはマジで感謝しています!
MRの転職案件だけを見ても、外資・内資を問わず数多く扱っています。
MR⇒MRという形の転職を目指す場合、とても心強い限りです。
その他にも、JACリクルートメントは医療機器や医療コンサル系の転職案件にも詳しいという特徴があります。
以上のことから、現役MRとしては利用登録しておいて損はないエージェント会社の1つだと言えます。
さらに言うと、JACは転職エージェントのレベルも非常に高いと感じています。
とにかく親身になって接してくれますし、面接での想定質問についても多種多様なデータを提供してくれます。
もし転職を躊躇っている場合であっても、あくまで転職希望者の意向を尊重してくれますので、押しつけがましい転職提案などはして来ないです。
こういった安心感・安定感のあるエージェント対応について、JACリクルートメントは他のエージェント会社よりも頭一つ抜けている印象があります。
ハッキリ言って、私個人としてはJACリクルートメントを使わない理由なんて見当たらないとさえ思っています。
転職希望者は無料で利用できるので、非常に有用性が高いサービス内容だと言えます!
ただし、20代前半~中盤(いわゆる第二新卒)向けの求人が少ないという件については、留意しておいた方が良いでしょう。
なぜかと言うと、JACリクルートメントは年収がある程度高い中堅クラス~シニア世代の転職サポートを得意としているためです。
…とはいえ、20代後半以上の年齢であれば、この件は気にしなくてもOKです!
実際、私も27歳の頃にMRへの転職活動でお世話になりましたからね。
総じて、アラサー世代以降のMRであれば活用しない手はないエージェント会社です。
今すぐに転職するつもりは無い場合であっても、JACのエージェントさんから情報収集しておけば、MRの転職市場について勉強になります。
まだ未登録のMRさんは、この機会にJACに登録しておくことをお勧めします。
② MR BiZ
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名前からお察しの通り、MRBiZはMRへの転職に特化しているエージェント会社です。
(※正確には『株式会社クイック』という会社が運営しているサービスです。)
MR⇒MRの転職を目指すなら、MRBiZは絶対に外せないエージェント会社だと思っています。
単純なMRの転職案件数だけで言えば、先ほど紹介したJACリクルートメントよりも一枚上手という印象がありますので。
内資・外資を問わず、マジで大量の案件を持っています。
しかも、大手からベンチャーまで、とにかく多方面へのパイプを持っているときた。
極めつけに、コントラクトMRへの転職案件も豊富です。
MRBiZのエージェントさんと話すほどに『え?今その会社でそんな募集が出てるの?』などと驚かされることも結構あります。
この記事の冒頭でアステラス製薬やファイザーのリストラについて触れましたけど、リストラによって同業他社へと流出するMRは後を絶ちません。
大手メーカー出身で、なおかつ他社MRへの転職を希望する人間。
今はそんな人たちが大勢いる時代なんですよね。
要するに、MRとして働き続けたい人。
あるいは、MR以外の仕事はしたくない人。
そんな考え方の持ち主であれば、MRBiZは登録しておいて損はないエージェント会社です。
ここまでMRに特化している転職エージェントは他にいないと思います!
そんなMRBiZですが、1つだけ気を付けるべきポイントがあります。
ずばり、それは“MR以外の転職案件は乏しい”という点です。
言ってみれば、これはMRBiZにおける長所の裏返しだといえます。
MRへの転職にはメチャクチャ強いけど、MR以外への転職には弱い。
こういった一長一短の特徴があるワケです。
よって、MR以外への転職を考えている人にとっては登録の必要はないと言えます。
③ DODA
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DODAは20代~50代まで、とにかく幅広い年代を対象にしているエージェント会社です。
なおかつ、取り扱っている転職案件の業種・職種も幅広い。
さらに付け加えると、DODAの転職エージェントは転職未経験者に対しての指導力に秀でているという印象があります。
まだ私がMSだった頃、初めての転職活動という事もあり、自分の中でもあやふやだった【仕事を辞めたい理由】を明確にする手伝いをしてもらいましたので。
そんなDODAですが、私はもっぱら異業種の情報を得るためにエージェントと付き合っています。
もしMRを辞めざるを得ない状況(=同業他社のMRとして働く道さえも無い場合)になった時、自分の中でMRとしてのキャリアを少しでも活かせそうな業種・職種に目星を付けておくためです。
今のところ、私はMRを辞めるつもりはありません。
ですが、MR以外の職業選択肢を用意しておく事は重要だと思っています。
そういった観点から考えると、DODAの転職エージェントは様々な業界に精通していますから、そういった部分が私にとって非常に心強いのです。
普段から『MRとして培ったモノが活かせる職業とは?』という事をエージェントに相談しておけば、いざ異業種に転職する場合でも、それ相応の心積もりは出来るというもの。
この辺りの安心感とでも言いますか、精神的なメリットは決して小さくないと私は思っています。
登録&利用は無料でありながら、こういった精神面での効果はまさに“お金では買えない”と思っています!
デメリットとしては、DODAの転職エージェントはMR関連の転職案件には積極的ではないという点ですね。
実際のところ、DODAが扱っているMRの転職案件はそれほど多くありません。
単純なMRの転職案件数だけで言えば、先ほど紹介したJACリクルートメントやMRBIZの方が多いです。
よって、MR⇒MRの転職によってキャリアアップを狙いたい人にとっては、DODAはちょっと物足りないかと思います。
ただし、先ほどお伝えしたようにMRとは全く異なる業種・職種への転職を考えているのであれば、DODAのエージェントと付き合ってみて損は無いです。
もしMRとしてのキャリアに拘りが無いのなら、一度DODAの転職エージェントを頼ってみると良いかもしれません。
④ リクルートエージェント
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リクルートエージェントとは、株式会社リクルートが運営している転職サービスです。
今回この記事で紹介するエージェント会社の中では、おそらく最も知名度が高いかと思います。
今この記事を読んでいる皆さんも、何らかのCMや広告などで一度くらいは目にした経験があるのではないでしょうか?
まさに王手企業が運営しているサービスという事もあり、既にリクルートエージェントに登録済みの人も多いかもしれません。
そんなリクルートエージェントの特徴を一言で表すなら、ずばり“広く浅く”だと思っています。
流石は大手とも言いますか、マジで様々な転職案件を扱っています。
初めてリクルートエージェントを利用する人は、その案件数の幅広さに驚くかもしれません。
MRを含めた医薬品業界だけでなく、金融・建築・工業・観光・食品など、とにかく何でもござれって感じです。
そんなリクルートエージェントに関して、私の場合は異業種の情報収集メインで利用させてもらっています。
理由は単純明快で、先ほどお伝えしたDODAと同じく、MRの転職案件自体がそれほど多くないためです。
しかしながら、繰り返しになりますがリクルートエージェントが扱っている異業種の転職案件は膨大なので、MR以外の職業について色々と知りたい場合はもってこいだと言えます。
ちなみに『MRの年収を維持したい』と言うと、私の場合はなぜか金融系の転職案件ばかり紹介されます!(汗)
さて、リクルートエージェントのデメリットですけど、それは先ほども挙げた“広く浅く”という部分だと思っています。
これはリクルートエージェントに関する長所の裏返しでもあるのですが、会社として扱っている転職案件数が膨大なだけに、エージェントが特定の業界に凄まじく詳しいという事は殆どあり得ません。
複数のエージェント会社を利用してきた私にとって、リクルートエージェントは“狭く深く”という感じではないのです。
付け加えると、MRを含む医薬品業界に関する情報量で言えば、先ほどお伝えしたJACリクルートメントやMRBIZの方が断然上です。
以上のことから、MR⇒MRの転職を希望している人にとっては、DODAと同じくお勧めはしにくいというのが本音です。
ただし、MRとしてのキャリアに見切りを付け、異業種で働く道を模索するのであれば、リクルートエージェントは心強い味方になってくれるでしょう。
まとめ:自分の年齢・能力・キャリアに合った転職エージェントを頼ろう!
今さら言うまでもない事ですが、転職とは人生の分岐点です。
転職の結果次第では、人生が良い方向にも、悪い方向にも向かいます。
私はMSからMRに転職したことで、生活水準が大きく向上した人間です。
ですが、その一方で『MRへの転職は失敗だった』と漏らした元MSも知っています。
安直な考えで転職してみたら、転職先の社風や業務内容に馴染めなかった。
それどころか、不当な評価をされて給料まで減らされてしまった。
その結果、心身ともに追い込まれて、出社するのもイヤになってしまう。
そんな事が往々にして起こり得るのが転職なのです。
つまり、転職とは“人生を左右する重大イベント”なのです!!
十分な予備知識も無いまま転職を決断すれば、後から大きな代償を払うハメになる。
そんな大切な転職だからこそ、私は常日頃から『失敗したくない』と思っているワケです。
ここまでお伝えしてきた通り、私自身は転職に関して“攻め”よりも“守り”を念頭に置いて活動しています。
いざ転職せざるを得ない状況となった時、その転職が成功すれば万々歳です。
しかし、100%上手くいく転職なんてこの世には存在しません。
それならば、最低でも転職に大失敗する(=家計が危ぶまれる)ような展開だけは避けたい。
極端なことを言えば、転職で失敗する確率を1%でも下げたい。
私はそのように考えて、転職エージェントからの情報収集を欠かさないようにしています。
MRの業務に限らず、転職においても“情報”は大切なのです!
そんな転職エージェントですが、どの会社のエージェントを頼るかによって、転職を行う上での戦略も変わってきます。
さらに付け加えると、会社ごとに転職エージェントのカラーも様々です。
だからこそ、各社の転職エージェント複数名と定期的にコミュニケーションすることが大切だと私は考えています。
その過程で、自分とウマが合うエージェントの特徴が徐々に分かってきますので。
自分の年齢・能力・キャリアに加えて、性格的な意味でも自分と相性が良い転職エージェントと付き合うようにしましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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