WEB講演会の映像トラブルを女医さんに解決してもらった話

MRと講演会

 

 

こんにちは、アラサーMRのヒサシです。

つい先日、大学病院のある診療科でWEB講演会を行いました。

MRにとっては、お手軽なドクターtoドクター企画ですね。

さて、このWEB講演会の本番で、

PC画面がプロジェクターから投影されない!!

…というトラブルが起こりました。

参加してもらった医師陣から非難が相次ぎ、まさに絶体絶命、万事休すのピンチでした。

…が、私のことを見かねたある女医さんに映像トラブルを解決してもらい、何とか無事WEB講演会を終えることが出来ました。

良くも悪くも印象的な出来事でしたので、この一連のエピソードについて記事にしてみました。

MRの皆さん、WEB講演会の際には私のようにならないように気を付けてください。

なお、これ以降は私を助けてくれた女医さんのことをN先生と書かせてもらいます。

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映像トラブルの原因はPCのディスプレイ設定だった


まずは結論から…

ということで、映像トラブルの原因から書こうと思います。

原因は、私のPCにおけるディスプレイ設定でした。

WEB講演会時、『PC画面』と『プロジェクターが投影する画面』がイコールではない設定になっていたのです。

より具体的に言うと、

PC画面にはWEB講演会の中継画面が映っている。

しかし、

プロジェクターがスクリーンに移しているのはPCの待ち受け画面。

…という状態だったのです。

WEB講演会の開始20分前くらいに試写をしたところ、このような不具合が発覚しました。

PINコードやHDMIコードを抜き差ししてもダメ。

PCやプロジェクターを再起動してもダメ。

正直な話、PCかプロジェクターのバグか故障だと本気で思いました。

そもそも、PCのディスプレイ設定をいじったことなど一度もありません。

そんなこんなで定刻となり、WEB講演会が始まってしましました。

そして依然として映像トラブルは続いている。

私はその場しのぎで、

『映像トラブルのため、画面が上手く表示されないようです!』

『もう少々お待ちください!』

とは言ってみたものの、状況は変化なし。

次第に医師陣から非難の声が出てくる。

『おいおい、これ大丈夫なの?』

『まだ始まらないの?』

『いつまで待てばいいの?』

こんな非難を浴びながら、私は嫌な汗びっしょりでPCを操作していました。

バグなのか?

故障なのか?

設定がおかしいのか?

こんな具合にパニック状態の私に、N先生が助け舟を出してくれました。

『多分、待ち受け画面が拡張されているのでは?』

『ディスプレイ設定を直せば上手く映るんじゃない?』

聞きなれない言葉だったので、私は終始「???」状態でした。

そんな私を見かねて、N先生が私の隣に来てPCを操作してくれました。

N先生が行った操作は以下の通りです。

・待ち受け画面の何もない場所で右クリック

・『ディスプレイ設定』クリック

・『画面の拡張』を『画面複製』に変更

・プロジェクターがWEB講演会の中継画面を写すようになる!!

こんな感じです。

文章にすると簡単ですが、私にとっては目からウロコ状態でした。

とにかく、N先生のおかげで私はピンチから脱することが出来ました!

WEB講演会が終わった後も改めてお礼を言いましたが、もうマジで感謝です。

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なぜディスプレイ設定がおかしくなったのか?


WEB講演会の翌日、仕事用PCを貸し出している業者に映像トラブルの件を問い合わせました。

そのPC業者曰く、

『プロジェクターとの接続時に、PINコードとHDMIコードを使い回したのが原因では?』

『そうしているうちに、PC側がディスプレイ設定を自動で変更することがある。』

とのこと。

は?????

どういうこと?

頭の仲が一瞬フリーズしました。

簡単にまとめると、こんな感じです。

・PC側は『PINコードを通して出力する映像』と『HDMIコード通して出力する映像』を別々のモノとして認識している。

・PINコードとHDMIコードを交互に使う(抜き差しする)うちにPC側のディスプレイ機能が混乱する。

・その結果、設定したこともない待ち受け画面の拡張という設定に変わったと予想される。

早い話、PCの認識機能の問題でした。

言われてみれば思い当たる節がありまして、

このWEB講演会の数日前に、ある講演会にて私のPCで演者のスライドを写す機会がありました。

そのとき、上手く映像が映らなかったのでPINコードとHDMIコードを何度も抜き差しして試写したのです。

おそらく、そのときの抜き差しが原因でPC側のディスプレイ設定が変更されたのでは?

というオチです。

知るかそんなこと!!

…って感じです。

PC業者から聞かされるまで思いもしませんでした。

N先生のようにPCのディスプレイ設定について知っている人間ならともかく、私にとっては知る由もない現象です。

ただ、簡単に解決する方法も教えてもらいました。

ディスプレイ設定画面を開かなくても、

『Fn』のキーを押しながら『F3』を押すことで、

『PC画面のみ』

『画面の複製』

『待ち受け画面の拡張』

『セカンドスクリーン』

…の4パターンを選ぶことが出来るのです!

こんな感じの画面です。

もしWEB講演会などでPC画面が上手く映らないときは、この方法を試してみてください。

『複製』を選べば、PC画面をそのままプロジェクターから映すことが出来ますよ!

まとめ:N先生に感謝するのと同時にPCへの理解が深まった!


後から知ってみれば単純なカラクリですが、WEB講演会時はマジで嫌な汗をかきました。

N先生がいなかったら完全に爆死していました。

WEBにせよリアルにせよ、何かとトラブルが多い講演会ですが、こんなトラブルはMRになって初めての経験でした。

でも、一度知ってしまえば単純な仕組みです。

もしWEB講演会で画面が上手く映らない!

というMRさんがいたら、この記事に書いた方法を思い出してください。

もしかしたら一発でトラブルが解決するかも知れません。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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