こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
先日、製薬会社による営業所廃止の記事を書きました。
そんな営業所廃止の影響、そしてコロナ禍も相まって在宅勤務しているMRは多いかと思います。
かくいう私も、現在は在宅勤務オンリーで仕事を回しているMRの1人です。
しかし、在宅勤務(というかテレワーク)も決して万能ではなりません。
…というわけで、ここで1つ問題提起をさせていただきます。
選挙カーってメチャクチャうるさくないですか!?
実はここ最近、選挙カーがうるさくて自宅でのMR業務に支障が出ています。
もう本当に勘弁してくれってレベルでしんどいです。
医師とのオンライン面談、社内でのオンライン会議、集中して内勤したいとき、その他諸々。
ありとあらゆる場面で選挙カーの騒音に悩まされています。
ハッキリ言って超迷惑です!!
選挙カーに対して、ここまで腹が立ったのは人生初です。
平日の昼間から大音量で『○○に一票をお願いいたします!』などと流すとか、ただの迷惑行為としか思えない。
確かに、立候補者だって必死なのはわかります。
選挙で勝ちたいから選挙カーを走らすという理屈も理解できます。
そりゃあ、彼らには彼らなりの事情があるでしょうよ。
でも、うるさいものはうるさい。
詳しくは後述しますが、実際問題としてMRの仕事に支障が出ていますからね。
無神経に選挙カーで騒音を垂れ流すような候補者には、絶対に投票したくないと思わされるレベルです。
本日はそのことについて書いていきます。
オンライン面談中に選挙カーが来ると最悪
今ではMRにとっても馴染み深い存在となったオンライン面談。
Zoom、Teams、Skype等々。
こういったツールを使って、今日もどこかでMRが自宅からオンライン面談を行っていることでしょう。
…が、自宅付近に選挙カーが来てしまうと、面談中の会話がスムーズに進まなくなります。
実はつい先日、そのことについて身を以て体験する機会がありました。
とある教授の先生とオンライン面談していたとき、突如として選挙カーが自宅付近に襲来したのです。
とにかく、うるさいったらありゃしない。
イヤホン越しでも明確に『うるさい』と感じるレベルです。
当然、面談相手の教授にとってもうるさかったようで。
選挙カーがうるさくて先生との会話に集中できん…
ヒサシ君、何だか騒々しいね?
すいません、実は近くに選挙カーが来ているようで…
あぁ、そうなの…
…という感じで、教授の表情が曇っていく様を見せつけられました。(汗)
このとき、選挙カーの騒音について教授が不快に感じていたのは間違いありません。
おかげ様で、面談の雰囲気が台無しです。
実際、選挙カーがうるさいことによって互いの会話を聞き取りにくかったのは事実ですからね。
さすがに教授から怒られはしなかったものの、後味が悪い面談結果となりました。(汗)
ここぞという大事な面談のときに選挙カーが自宅付近に来ると、MRとしては本当に迷惑です。
オンライン会議中に選挙カーが来ても最悪
オンライン面談時ほどのダメージはないですが、何だかんだ言って社内でのオンライン会議でも選挙カーは厄介です。
自分が発言しているときに選挙カーがうるさいと、明らかに上司・同僚の表情が曇りますからね。(汗)
音声のコミュニケーションという意味では、やっぱり良くないことばかりです。
まあ、私の上司はこの辺りの事情について理解がある人なので良いのですが…
意地の悪い先輩MRなんかは『おまえのPC設定が悪いんだろ?選挙カーのせいにすんな』とかって言いますからね。
当然、腹が立って仕方ありません。
むしろ、これはテレハラではないのか?
コロナ禍で体感した製薬会社における『テレハラ』の事例を語る!
…とはいえ、この先輩MRの意見を肯定するわけではないですが、PCや周辺機器などについて改善の余地はあるのかも知れません。
ベストな音量を模索するとか、電気屋でノイズキャンセリング機能付きの機器を買ってくるとか。
選挙カー対策として、どんなやり方が最も効果的なのかを日々考えています。(汗)
選挙カーが来ると内勤に集中できない!
オンラインで誰かと会話しているとき以外であっても、選挙カーの騒音は鬱陶しいです。
特に内勤に集中したいときですね。
あるいは薬剤や疾患について勉強したいとき。
日報だったり、有害事象報告だったり、講演会の企画書を書いたり、案内状を郵送したり、文献を読み込んだり、MRとしてやるべき仕事は山ほどあります。
自宅でのテレワークだろうと、こういった仕事からは逃げられません。
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当たり前の話ですが、内勤は静かな場所で集中してやった方が効率が良いに決まっています。
少なくとも、私にとってはそうです。
うるさい場所では気が散ってしまい、どうしても集中できないのです。(汗)
…というワケで、選挙カーが来るとイマイチ集中力が湧かないという状態に陥ります。
しかし、仕事は仕事。
期限・〆切までに仕上げる義務があります。
…とは思うものの、選挙カーがうるさいと苛々してしまう自分がいる。
そんな苛々によって、内勤時の精彩を欠くこと多数。
資料作成のスピードが遅くなったり、普段はしないような誤字脱字などが増えたり、メールの宛先を間違えたり等々。(汗)
まさに迷惑千万!!
私にとって、選挙カーは歓迎できない相手なのです。
選挙カーによる騒音は法律的にどのような扱いになっているのか?
テレワーク中の選挙カーが「うるさい」苦情相次ぐ 配慮求めない?都選管「大音量流さないでとは言えない」
上の記事を見て思ったのですが、やはり選挙カーによる迷惑を被っている一般人はたくさんいるようです。(汗)
これもまた、コロナ禍によってテレワークが加速したからこその結果なのでしょうね。
…という事実があるにも関わらず、テレワークしている人たちに選挙カーが配慮することはない。
公道を走ることを止めるわけでもなく、音量を下げるわけでもない。
至って普通というか、今まで通りの運用です。
そんな馬鹿な話があるか!!
…などと怒り心頭な私です。
大体、静穏権はどうなっているんだ?
自分には静穏な生活環境を享受することが認められているのではないのか?
…ということで、少しばかり選挙カーに関する法律について勉強してみました。
結論、残念なお知らせです。
どうやら選挙カーによる大音量での宣伝行為は法律で認められているようです。
簡単にまとめると『選挙カーの大音量に対して配慮を求めると選挙妨害となる』というワケです。
これは公職選挙法(略称:公選法)にて定められており、選挙カーの音量を下げるように要求することは、候補者の権利を侵害することになるのだとか。
付け加えると、公選法では選挙カーの音量上限について規制などは設けられていない。
つまり、一般人のテレワークなどとは関係なく、選挙カーは大音量を流しつつ走行することが公認されているのです。
おいおい、そりゃ理不尽すぎないか?
つまり一般人の立場では、選挙カーに対してなす術がないということじゃないか。
もの凄く腹正しいことですが…
選挙カーによる大音量宣伝は法律で認められている以上、これからも鳴り止むことはないのでしょう。
まとめ:選挙カーの騒音から在宅勤務MRが逃れる術は…無い!?
その存在・行為そのものが法律で保護されている選挙カー。
少なくとも、法律上において一般人では太刀打ちできない相手だということがよく理解できました。(汗)
ハッキリ言って、面白くないです。
不愉快です。
歯痒いです。
心苦しいです。
…が、どうにも致し方ない。
不本意ですが、選挙カーとも上手く付き合っていくのが、このテレワーク時代に求められる過ごし方なのでしょうね。
対策としては、やっぱり高性能なノイズキャンセリング機能付きのPC周辺機器を購入するのが妥当なのだろうか…。
仮にそれでオンライン面談時の騒音を解決できたとしても、自室で内勤しているときの騒音はどうすれば良いのだろうか…。
これから色々と考えていく必要がありそうです。
そして最後にもう一点だけ。
私の仕事を妨げる選挙カーなるものには心底嫌気が差しました。
そして、この機会に自分の中で決めたことがあります。
選挙カーで業務妨害してくるような候補者には絶対に投票してやらん!(怒)
たとえ候補者に悪意がないとしても、そんなことは関係ありません。
選挙カーの存在によって、私の仕事に支障が出ているのは事実なのですから。
有権者としてのささやかな抵抗です!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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