こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
GW中に暇つぶし目的でAmazonで色々な本を買ったのですが、何冊か読み終えたものが出てきました。
その中でも『新人MRマニュアル』という本が面白かったので、ブログ内で紹介していきたいと思います!
表紙はこんな感じの本です。
(中古で買った本ですが結構キレイでした。)
Amazonで発見したときは『こんな本があるのか!』と、少しばかり驚きました。
値段も中古で300円くらいという安さだったので、ほとんど衝動買いでした。
手帳サイズの本でして、縦幅は約18cm、横幅はBOXティッシュと同じくらいです。
著者は『MRの未来を考える会』という謎の団体(?)です。
2012年に発刊されたものなので古いと言えば古いのですが、MRの仕事をする上での基本的な心構えなどが書かれています。
本のタイトル通り、まさに新人MRのために書かれた本といった感じです。
ですが、MR歴4年の私でも新鮮な気持ちで読むことが出来たので、意外と良書なのでは?…と思います。
『新人MRマニュアル』の内容
この『新人MRマニュアル』とは、2012年に発刊された本です。
2012年なんて古くね?
…と思いきや、この記事を書いている2020年現在でも十分に通用するような内容が書かれています。
とりあえず『新人MRマニュアル』に書かれている内容を要約してみました。
新人MRの中でも、特にプライマリーMR向けの内容が書かれています。
(※新卒MRの大半がプライマリー担当になるからでしょうか?)
医者への対応、卸(MS)との付き合い方に関する章がまさにそれです。
『病院の待合室では患者の邪魔にならないように!』
だとか、
『MSは忙しい人たちだから要件は簡潔に伝えるように!』
…といった感じですね。
他にも、説明会の段取りやチェックリスト、最低限知っておきたい医療用語など、MRとして基本中の基本とも呼ぶべき部分が丁寧に解説されています。
特に『説明会のチェックリスト』に関しては新人MRが見落としがちな要素が列挙されているので、仕事に慣れるまではコピー&印刷して持ち歩くと良さそうです。
出典:新人MRマニュアル 196ページより一部抜粋
日時・場所・参加人数・プロジェクターやスクリーンの準備・弁当の有無など、説明会でMRが知っておくべき項目が並んでいます。
さらに、MRとしてだけでなく、社会人として当たり前のマナー・言葉遣いなども書かれています。
例えばですが、手紙を書くときの『拝啓』と『謹啓』の違い。
他には『ご清祥』と『ご健勝』の使い分けなどですね。
あとは、時間管理の方法、車内での席次、素早いレスポンスの意義、医者にメールするときのセオリー等々。
アラサーMRの私からすると、
『自分が知らなかったことも結構書かれているなぁ。』
だとか、
『時間にルーズなMRって意外と多いよなぁ。』
だとか、
『言葉遣いが良くないMRも案外いるよなぁ。』
…みたいな感じで、結構新鮮な気持ちで読むことができました。
灯台下暗しと言うか、MRとしては当たり前過ぎて今まで意識していなかった部分にフォーカスされている印象です。
そのため、個人的には良い復習になりました。
ベテランMRにとっては参考にならない
一応、本を買う際のデメリットも挙げていこうと思います。
新人MRにとっては指南書的な内容に仕上がっていますが、ベテランMRにとっては知っている内容ばかりです。
そのため、MRとして十分な知識・経験を持っている自信がある人にはお勧めできません。
一応、私なんかはMR歴もそれほど長くありませんし、なおかつMS時代の振り返りにもなったので、本書を買ったことに対する満足感はあります。
しかし、おそらく中堅以上のMRで『買ってよかった!』と言い切れるのは少数派ではないかと思います。
まとめ:『新人MRマニュアル』は新人MRにおすすめです!
本のタイトル通りですが、新人MRなら買って損をしないだけの内容が書かれています。
意外と会社の上司・先輩が中々教えてくれないことも書かれていますし、下手したらその上司・先輩ですら知らない可能性があるノウハウも書かれています。
取りあえず、個人的にはMRとして1年目~2年目はこの本の中で書かれていることが出来ていればOKだと思いました。
むしろ、私自身がMRになりたての頃にこの本を読んでみたかったです。(汗)
Amazonなら中古で『300円~500円』くらいで買えますし、この安さを考えれば買ってみる価値は絶対にあります。
実際、Amazonのカスタマーレビューを見ると5点満点中の4.6点であり、かなりの高評価です。
下に『新人MRマニュアル』のAmazon・楽天・Yahooのリンクを貼っておくので、興味がある人は覗いてみてください!
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