こんにちは、アラサーMRのヒサシです。
MRの皆さんはご存知の通り、業界内では早期退職(リストラ)が相次いでいます。
私自身もリストラは他人事ではないと思って毎日を過ごしていますが、ふと疑問に思ったことが1つあります。
会社を辞めたいけど辞められないMRって、
どの程度いるのでしょうか?
早期退職に自分から応募したい!
こんな会社はもう辞めたい!
でも、転職の準備なんて何もしていない!
仕方ないから、今回は会社に残れるように話を進めよう!
こんなことを考えているMRは結構いるのではないでしょうか?
自社の将来性や待遇について考えた結果、会社に見切りを付けることは何もおかしくないと思います。
しかし、すぐに転職先が決まらないリスクを怖れて、敢えて早期退職に応募しない(できない)MRもチラホラいると聞きます。
その辺りの事情について、私なりの転職に関する意見を書いてみました。
MSDの早期退職(リストラ)を例として考えてみる
10月15日の日刊薬業にMSD早期退職(リストラ)についての続報が出ていましたね。
ちなみに、初報は今年9月の上旬でした。
MSDが早期退職(リストラ)を発表!最近はMRにとって暗いニュースばかりだな…。
そこから約1ヵ月が経ち、徐々にMSDリストラの詳細が分かってきました。
今回報じられた内容を要約するとこんな感じです。
1.早期退職の募集規模は250人(2017年と同じくらい)
2.MRなどの営業部門だけでなく経営関連部門の人間も対象
3.30歳以上が対象
4.募集期間は10月21日まで
個人的に気になったのは3番と4番です。
30歳以上の人間を対象にするリストラって、あまり聞かない気がします。
自分がアラサー世代だから、今回の件について敏感になっているだけかも知れませんが…。
でも、製薬会社のMRで30歳と言ったら結構若いですよ。
40代や50代の人間をリストラ対象にするならともかく、30代もターゲットに含めてきた のは意外でした。
しかも、早期退職に手を挙げる期日は10月21日までです。
MSD社内で何ヶ月間の募集期間があったかは分かりませんが、
ほんの数ヶ月くらいで会社を辞めるかどうかを決断するのはキツいのではないかと思います。
仮に30歳のMRで、なおかつ転職することを漠然としか考えていなかった場合、一体どうなるでしょうか?
この機会に退職金をもらって第2の人生を歩みたい!
でも、転職の準備は何もしていない!
早く転職のやり方について考えないと!
ヤバい、あーだこ一だしている間に募集期間の締切日が迫ってきた!
仕方ない、もったいないけど今回の早期退職への応募は見送ろう!
…なんてことになりかねません。
本当は辞めたい(転職したい)けど、転職準備が整っていないから思い切った決断ができない。
これって凄くもったいないと思います。
常に転職準備をしていれば急なリストラも怖くない!
先ほどは、
『思い切った決断ができないのはもったいない』
…などと偉そうに書いてしまいましたが、
常に思い切った決断ができるなら誰も苦労しません。
ですから、MSDのリストラは私にとっても他人事ではないと思っています。
恥ずかしい話ですが、私は小心者です。
リストラが怖くて仕方がない人間です。
一応、今はMRの仕事が軌道に乗っているので自分がリストラ対象になる可能性は低いと考えています。
しかし、今後も自分がリストラに遭う可能性がゼロだとは言い切れない。
しかも、他社の状況を見ていると30代MRもチラホラとリストラ対象になっているという話も聞こえてくる。
そんなマイナス思考のせいか、私自身は30歳を超えた辺りからリストラを警戒するようになりました。
それと同時に、
リストラという『リスク』をいかに回避するべきか?
…ということも考えるようになりました。
そのリスク回避のための対策の1つが転職準備です。
『もし自分がリストラ対象になったらどうするか?』
『急に社内でリストラ発表されたとして、すぐに転職活動して間に合うものだろうか?』
『MRはいつかリストラ対象になる前提で、いつでも転職できる準備だけでもしておくべきか?』
『安全かつ良い条件で転職するために、どのような準備をすれば良いか?』
『頼りになる転職エージェントをどうやって見付けるか?』
『すぐに使えるような履歴書や職務経歴書をどのように書けば良いのか?』
こういった自問自答、トライ&エラーを何度も繰り返しました。
その甲斐あってか、もし自分がリストラ対象に挙がっても即日、転職活動ができるくらいには準備が整いました。
同時に、リストラに対する恐怖も大分減ったという気がします。
私は小心者であるからこそ、常に転職準備することを実践できているのだと思います。
自分の人生において、いつかこのトライ&エラーが役に立っときが来ると信じています。
まとめ: MRなら転職準備をしておいて損はない!
MRである以上、リストラ対象になる可能性はゼロではない。
もしリストラ対象になった場合、すぐに転職活動に移れるMRほど有利である。
だったら、転職活動の準備だけでもしておいた方が良い。
いかがでしたしょうか?
リストラ対象になったとき、速攻で辞められるMRはある意味最強だと思います。
反対に、辞めたいのに辞められないMRはとても辛いと思います。
製薬会社はMR(社員)を守ってくれない時代へと突人しました。
MR個々人の愛社精神を否定する気はありませんが、今働いている会社が私たちMRの人 生を保証してくれるわけではありません。
リスク回避のため、転職という選択肢を考えることは何もおかしくないのです。
突然のリストラ勧告に怯えるくらいなら、
転職の準備だけでもしておきましよう!
転職サイトに登録し、業界内の求人をチェックしたり、転職エージェントから情報収集する だけでも良い勉強になります。
MRにとって寒い時代ではありますが、お互いに頑張ってこの時代を乗り切りましよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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